2024/10/03 15:02

〈ブランド〉ウエストエンド
〈モデル〉ソワール1916 日本限定モデル
〈品番〉WE.SO.39.JP.WH
〈価格〉¥152,900(税込)
〈ムーブメント〉ETA2895-2。自動巻き。44時間パワーリザーブ。
〈ケース〉ステンレススチール製。39mm径。ラグ幅18mm。極厚コニックサファイアクリスタル製風防。シースルーバック。5気圧防水。
〈文字盤〉白文字盤。ブルーPVD針。
〈ベルト〉引き通しカーフレザーストラップ
〈その他〉日本限定仕様

本日から「ウエストエンド フェア」開催しております。
同社の代表モデル、ソワールの日本限定モデルをご紹介いたします。



「ソワール」は、ウエストエンドが英国軍への供給を目的として製造を開始したモデルです。
映画『アラビアのロレンス』で知られるイギリス陸軍将校トーマス・エドワード・ロレンスと、彼の率いるロレンス部隊の下士官が愛用していたことが伝えられるとミリタリーウォッチの名品として一層の評判を呼び、今日まで続くウエストエンドの代表モデルとなりました。



丸みを帯びたケースにワイヤードループ状のラグが特徴的な、懐中時計から腕時計への過渡期を今に伝える古典的ミリタリーウォッチのデザインです。
日本限定モデルがレギュラー(画像下)と異なるのは、日付窓を無くしノンデイト仕様になっていること、12時位置のアラビアインデックスが赤インクで描かれていることの2点です。
ノンデイトになり、よりオリジナルモデルの雰囲気に近づいています。12の赤インデックスも青針とのコントラストを生み、お洒落になっています。


現行ソワールの最大の特徴が、極厚にカットされたサファイアクリスタルを採用した風防です。
強度のため拡大レンズのように風防を分厚くしていたオリジナルを忠実に再現し、ヴィンテージ感を盛り上げています。


溶接されたワイヤードループを再現したラグは、実際にはバネ棒にてストラップを固定する仕様です。普遍的な取り付け方のため交換できるストラップが多く、実用的です。
ラグ幅は18mmですが、純正のレザーNATO(20mm)のような引き通しストラップなど、パイプ状のラグに乗るタイプでしたら20mm前後のストラップも取り付け可能です。




ベルギーLIC社ストラップ(18mm)各¥15,400(税込)


パーロンストラップ(アピオンブルー20mm、レッド18mm)各¥2,200(税込)

そのためストラップ交換が楽しく、レトロな雰囲気のあるストラップが特に似合います。
ミリタリーウォッチをルーツにもつ当モデルですが、きれい目に合わせることもできそうです。


搭載ムーブメントはETA2892のスモールセコンド版であるETA2895-2です。
ETA社の薄型3針ムーブメントの傑作ETA2892系の機械で、言うまでもなく抜群の耐久性とメンテナンス性を誇ります。


ムーブメントの仕上げは最低限なものの、信頼性の高いキャリバーであり時計としてのパフォーマンスは非常に期待できます。
今やこの機械を搭載している時計も少なくなりました。
新品で手に入る現行品としては貴重で、なおかつこちらの価格は驚異的だと感じます。




マネキン腕周り17.5cm

39mm径のサイズも本当にバランスが良くどなたでも着用いただけます。
フェア会期中にぜひご覧ください。

店主 座間